文楽/まち歩きと観劇~「心中天網島」編
2013年2月6日更新
文楽4月大阪公演中、「文楽/まち歩きと観劇」
テーマは「心中天網島」。
舞台となった蜆川、河庄や、
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『文楽/まち歩きと観劇~「心中天網島」編』
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「曽根崎心中」、「冥途の飛脚」と並び近松門左衛門の傑作といわれている「心中天網島」。
紙屋治兵衛、女房おさん、遊女小春、そして彼らをめぐる人々との人間模様。愛と義理の葛藤が時に激しく、艶やかに描かれています。
10月の十五夜の月夜に、小春と治兵衛は蜆川を下り、大坂(現在は「大阪」)の町の橋々を渡り心中する網島へと向かいます。小春19歳、治兵衛は28歳。その橋を詠み込んだ「名残りの橋づくし」は名文で、道行として上演されています。
心中へ向かう小春と治兵衛が辿った大坂のまちと橋々を歩き、文楽と近松の解説の後、文楽「心中天網島」を観劇する「文楽まち歩きと観劇会」。
町歩きのプロ、陸奥 賢氏が、当時の大坂市井の様子、治兵衛・小春の道行をご一緒して解説いたします。
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『文楽まち歩きと観劇会~心中天網島 編』
~小春・治兵衛の道行、町あるきと文楽鑑賞~
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《まち歩きコース》【12:00集合】
①梅田→蜆川跡→河庄跡→{JR北新地駅→(電車移動5分)JR大阪城北詰駅}→藤田邸跡公園(小春・治兵衛心中の場所)→桜之宮公園→銀橋→大長寺(比翼塚)
②大長寺→〈{電車移動 JR大阪城北詰駅→(2分)JR大坂天満宮}→{南森町(地下鉄堺筋線)→(8分)}日本橋駅下車}→国立文楽劇場(15:00着)
《解説》【15:15-16:15】
1.心中天網島をテーマとした大阪の町、当時の町衆/陸奥賢
2.近松門左衛門と「心中天網島」/藤澤 優
【16:30-20:30】 文楽観劇
■日時:平成25年4月13日(土)
■参加費:9,000円<一等席チケット代、ガイドフィ、資料代、お土産付き>
■集合時刻:12:00
■集合場所:ヒルトン大阪(ロビー)
・大阪、町の案内人 陸奥賢
株式会社まちらぼ代表。プロデューサー(都市観光/まちづくり)。日本最大のまち歩きプロジェクト「大阪あそ歩」(第4回観光庁長官表彰受賞)、江戸時代の都市祭礼を約130年ぶりに復活させた「大阪七墓巡り復活プロジェクト」、コモンズ・デザインによる新しい市民メディア「まわしよみ新聞」などを手がける。アサヒ・アート・フェスティバル2012検証委員。応典院コモンズフェスタ2013企画委員。大阪府高齢者大学校まち歩きガイド科講師。A’ワーク創造館コミュニティ・デザイン講師。NPO法人ココルーム理事。
・文楽、近松の案内人 藤澤 優
粋の会代表幹事。㈱わいず代表。国内、海外に文楽を紹介し上演活動を行い、相生座等での芝居小屋での文楽や近松文楽の制作、赤坂文楽の制作など手掛けている。近松門左衛門の復曲プロジェクトにもかかわる、近松と文楽の愛好家でもある。
お申込は「粋の会」事務局まで。
sui@sui-no-kai.jp
http://sui-no-kai.jp/