近松公開講座 in山口大学 ―近松門左衛門と「出世景清」―
2018年2月16日更新
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近松公開講座 in山口大学
―近松門左衛門と「出世景清」―
近松門左衛門は、曽根崎心中をはじめとする世話浄瑠璃作家として知られていますが、「曽根崎心中」以前に作りました「出世景清」という傑作時代物があります。この出世景清は、竹本座を旗揚げしたばかりの竹本義太夫のために近松門左衛門が書きおろしたもので、その作風は今までにはない浄瑠璃と呼ばれ、それ以前の浄瑠璃を古浄瑠璃と呼ぶようになり、当代のそれとは区別されるようになりました。
この「出世景清」を、文楽三味線弾きの六世鶴澤燕三師が復曲し、平成30年にルネッサながとにて上演が予定されています。公開講座では、近松門左衛門研究で知られる早稲田大学名誉教授鳥越文蔵氏と、文楽三味線弾き六世鶴澤燕三師に登壇いただき、近松門左衛門や出世景清のお話と、復曲した浄瑠璃を語っ て頂きます。
【日時】平成30年3月5日(月)
14時(開場13時30分)*15時30分終了予定
【会場】山口大学 大学会館 山口県山口市吉田1677-1
【出演】鶴澤燕三(文楽三味線弾き)
鳥越文蔵(早稲田大学名誉教授)
聞き手)藤澤 優
【参加費】無料 (定員80名)
【主催】一般社団法人日本の伝統芸能
大阪市中央区道頓堀1丁目東5番7号
【後援】山口大学人文学部
【協力】文楽を楽しむ山口市民の会代表二井関成
ルネッサながと
【ご予約】お名前・連絡先・人数を明記して下記まで。
一般社団法人日本の伝統芸能
山口県支部090-4656-7544(岩崎伸広)
メール) office@jtpa.jp FAX)06-6125-5991