GKBC(Ginza Kansei BUNRAKU CLUB)

2014年5月19日更新

 

文楽を東京から盛り上げるクラブ「GKBC」が、OLYMPUS DIGITAL CAMERA

多くの方に応援頂き、スタートしました。

 

2014年5月2日、フレンチレストランGinza Kansei にて、人形遣いの桐竹勘十郎さん、吉田勘彌さん、桐竹勘次郎さんをお招きして、GKBC(Ginza Kansei BUNRAKU CLUB)の記念すべき第一回の集いが行われました。

 

「楽文楽」編集長でGKBCプロデューサーの渡辺幸裕と発起人・坂田幹晴氏の挨拶に続き、勘十郎さんに文楽の歴史や人形の構造についてわかりやすく解説頂きました。その後、人形遣いのお三方が「三番叟」で、GKBCの門出を祝ってくださるという贅沢。息の合った人形遣いの動きと、人形の力強い舞をすぐ目の前で観られるという貴重な体験に、文楽を初めてご覧になった方も大変喜んでおられました。

 

乾杯の前に坂田幹晴シェフが料理人顕彰制度「料理マスターズ」受賞者であるご縁から「料理マスターズサポーターズ倶楽部」の高橋喜幸さんにスピーチして頂きました。活動はなにより続けていくことが大切、というお言葉に、気持ちが引き締まる思いが致しました。

 

そして皆さんがお待ちかねの食事。今回は大の文楽ファンである坂田シェフが、岩手県産の食材にこだわってメニューを考えてくださいました。人気演目「義経千本桜」の静御前が宮古まで落ち延びたという説にちなみ、前菜からデザートまで岩手づくし。GKBCだけの特別なコースを、おいしいワインとともに味わいました。

 

人形遣いの方はそれぞれのテーブルに分かれ食事をしながら、参加者の方からの「文楽の世界に入ったきっかけは?」「海外公演はどんな雰囲気ですか」といった様々な質問に、笑顔で丁寧に答えてくださっていました。参加者の皆さんには伝統芸能を担う方たちとの貴重なひとときを大いに楽しんでいただけたようです。

 

“文楽を楽しく盛り上げる”をコンセプトに8月31日(日)に第二回目の会の実施しますが、12月、2月の東京公演時期の開催も早めに決めて行きます。Ginza Kanseiでの食事会は勿論、観劇会や他会場での会など、文楽に親しむ企画を考えてご案内します。これからのGKBCにご期待ください。

 

 

 

 



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