「伊賀越道中双六」の魅力 「岡崎」を中心に④

2013年11月11日更新

2013年9月20日 犬丸治FBより国立小劇場・文楽「伊賀越道中双六」も、最大の聴かせ場・見せ場である第八「岡崎」へと移ります。実説の荒木又右衛門らは、渡辺数馬とともに艱難辛苦伊賀上野で宿敵河合又五郎を討つわけですが、別に東海道を順次西上していたわけではあ...

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「伊賀越道中双六」の魅力③ 「岡崎」を中心に

2013年11月05日更新

9月19日 犬丸治Facebookより国立小劇場・文楽「伊賀越道中双六」・第二部「藤川新関」。きのうもお話したように、この狂言は全編通して質実剛健、骨太な筋です。「道行」すらありません。考えて見れば、「道中双六」というぐらいで、狂言自体が長大な「道行」なの...

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「伊賀越道中双六」の魅力 「岡崎」を中心に②

2013年10月30日更新

2013年9月18日犬丸治FBから。(9月)国立小劇場・文楽「伊賀越道中双六」。第三「円覚寺の段」のあと、原作では第四「郡山宮居の段」となり、大和郡山の誉田家(「こんだ」と読みます。実説の本多家)に仕官している唐木政右衛門とお谷の物語に移ります。しかし今月...

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「伊賀越道中双六」の魅力 「岡崎」を中心に①

2013年10月17日更新

十一月大阪国立文楽劇場・文楽は近松半二「伊賀越道中双六」の通しです。今回は、九月東京公演「伊賀越」と違い、久々に大序「鶴が岡」が出ます。これによって「伊賀越」は原作にあって出ない部分もありますが、「通し」として一貫しますし、この地味でカライ浄瑠璃を敢えて地...

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「岡崎」の衝撃

2013年09月04日更新

先日、さる席で、今月国立劇場「伊賀越道中双六」にちなみ「岡崎」について映像資料など交えて話をする機会があった。最後に、「おまけですが」と山城・清六のCD「岡崎」を聴かせたら、それまで一時間余の話も、映像もすっ飛び、会場はその迫力に圧倒されてしまった。昔は、...

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原作と改作の間

2013年05月21日更新

今月の文楽は昼「曽根崎心中」夜「心中天網島」と、近松の代表的名作とされる狂言の二本立てです。しかし、これらは必ずしも近松門左衛門の書いた原文通りではありません。例えば、「心中天網島」「道行名残の橋づくし」のラストは、今は「後まで残る死顔に『泣き顔残すな』『...

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「熊谷陣屋」・ことばの含蓄

2013年05月13日更新

11日から、五月文楽公演の初日があきます。第一部は 「一谷嫩軍記」ですね。期せずして、先月歌舞伎座杮落しの「熊谷陣屋」との競演になります。歌舞伎では「陣屋」だけですが、文楽では前段「熊谷桜の段」をつけるので、相模と藤の方の十六年にわたる因縁や、梶原と弥陀六...

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「妹背山・四段目」の教え

2013年02月17日更新

今月の国立小劇場・文楽第三部の「妹背山四段目・金殿」は、来月の新橋演舞場・昼に菊之助のお三輪、松緑の鱶七実は金輪五郎で上演されるので、両者比較するのも一興かと思います。この「金殿」については、文楽では一つ話として、貴重な芸談が伝えられています。書き残したの...

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團十郎逝去に思う~歌舞伎と文楽~

2013年02月10日更新

十二代目市川團十郎が亡くなりました。9日NHKBSで再放送されたドキュメンタリーで、海老蔵当時の團十郎が、住大夫から苛烈な稽古をつけられる場面がありました。当時「天下の市川宗家に向かって無礼だ」などというお門違いの批難すらあったのですが、芸道の世界ではあれ...

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歌舞伎と文楽は「兄弟芸術」

2013年01月10日更新

これから、文楽公演の毎回の見どころなどについて、折々書いていこうと思います。もっとも私の専門は歌舞伎なので、あくまでも「歌舞伎から観た文楽」です。しかし両者は切っても切れない関係。いわば「兄弟芸術」です。十八世紀の人形浄瑠璃は優れた作者を得、歌舞伎とは比較...

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技芸員インタビュー
六世鶴澤燕三師匠に聞く床コン
2013年12月に第一回の床だけコンサート(床コン)が行われ、その後、燕三師匠のご病気もあり9月19日(火)に4年ぶりの開催が決...

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犬丸治のコラム
新・玉男襲名に寄せて
吉田玉女が、まさに「満を持して」師の名跡「吉田玉男」の二代目を襲名する。玉女から玉男へ。師が「早く男になるように」とつけた芸名の...

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高木秀樹の耳より文楽
玉藻前曦袂
玉藻前曦袂(たまものまえ・あさひのたもと)この物語は全五段の構成で、まず天竺・インドから始まり、そして次が唐土・中国、さらに舞台...

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